「かかわること」
「かかわること」
Gallery neutron(京都)
2006年1月28日〜2月12日
企画 neutron

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2月の札幌での個展にテーマがリンクする形で行った展覧会である。京都という場所に札幌の作品を置くことについて自分なりに考えたが、やはり今行っている仕事をそのまま素直に進めていくことがいいという結論になり、絵画のインスタレーションという形で空間を構成した。3面ある壁面の中心に大きめの作品を置き、そこから左右に自由に広がってゆく私的な物語は、作品が全体に満遍なく点在することで、記憶の陸塊というかつながりを作ることができたような気がする。壁に直接は描くことが出来なかったので、薄いベニヤを加工して彩色したものをあらかじめ用意し、点在する作品をつなげる効果をだした。会場はカフェと併設されているため、カフェからの景観も十分考慮することが難しくもあり、楽しさにつながった。テーマは「かかわること」。私の作品が私自身の現実に向き合う行為だとしても、それを取り巻く空間は非現実的な箱になります。そんな矛盾のような中で、ただ素敵に流れる色と形に触れる楽しみを共有できることは、私にとって幸せにほかならない。
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