齋藤 周 展「継ぎ」
2018
会場:TEMPORAY SPACE / 札幌
会期:2018年8月15日(水)〜26日(日)
私が2011年「これから下りて行こう」展で感じたコアとは、山の広い斜面を降りて行く男の背中、そしてさらに女性と少年・少女の後ろ姿の絵画だった。これまでの浮遊する抽象立体の心象が、この時初めて具体的な人の背中としてある視線の凝縮を垣間見せていたからだ。あれはきっと父の背中、少年の自分の背中…。
浮遊は凝固・結晶へ、そして舞い・降る宙(そら)へ。(テキスト一部抜粋)
テンポラリースペース 中森敏夫
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