-
2019
齋藤周 展「瞰」 -
2018
齋藤 周 展「継ぎ」 -
2017
齋藤周 展 「片鱗」 -
2017
齋藤周 個展「四方を見遣る」 -
2016
齋藤周展「合図」 -
2015
齋藤周展「かたちの心地」 -
2014
齋藤周展「日々の形状」 -
2013
齋藤周展「昨日からの眺め」 -
2012
齋藤洪人 × 齋藤周 親子展 -
2012
untitiled 2012 / 意識の形 Plus1 meets Daegu -
2012
齋藤周個展「the round dance of light」 -
2012
内にある遥か -
2011
昨日の眺め / 札幌美術展 Living Art -日常- -
2011
齋藤周 展「これから下りていこう」 -
2011
下りてゆくひと / かなた art circulation vol.2 -
2011
Untitled / PISTOL3 -
2010
Untitled / PLUS1「this place」 -
2010
ひとときのこと / YUME ART Masters Collection 2010
齋藤周 展「瞰」
2019
2018年開催のTEMPORARY SPACEでの個展「継ぎ」を経て、
流れに逆らわないで進んでいくことを重視して作品を制作しました。
エッチングの技法を用いた小品も壁面に展示するなど、
新たな試みも取り入れた空間となりました。
会期:2019年5月1日(木)〜5月31日(金)無休
時間:8:00 ~ 23:00 (LO22:30)
会場:FAbULOUS ( ファビュラス)
札幌市中央区南1条東2丁目3-1 NKCビル1F
電話:011-271-0310
COPYRIGHT SHU SAITO ALL RIGHTS RESERVED.
齋藤 周 展「継ぎ」
2018
会場:TEMPORAY SPACE / 札幌
会期:2018年8月15日(水)〜26日(日)
私が2011年「これから下りて行こう」展で感じたコアとは、山の広い斜面を降りて行く男の背中、そしてさらに女性と少年・少女の後ろ姿の絵画だった。これまでの浮遊する抽象立体の心象が、この時初めて具体的な人の背中としてある視線の凝縮を垣間見せていたからだ。あれはきっと父の背中、少年の自分の背中…。
浮遊は凝固・結晶へ、そして舞い・降る宙(そら)へ。(テキスト一部抜粋)
テンポラリースペース 中森敏夫
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齋藤周 展 「片鱗」
2017
「片鱗」
会期:2017年6月3日(土)~11日(日)
会場:CONTEXT-S / 札幌
撮影 前澤 良彰
久しぶりの油彩画、アクリル画、立体作品含め大小70点を越える新作を展示。前年逝去した画家の父との思い出であるニセコの山のモチーフや、数年来描いてきた家のようなイメージなどが、築60年を越える元学生寮をリノベーションしたギャラリーで風景のように立ち上がる。抽象と具象とのあわいを行き来する作品の中にはこれまでにない色使いや筆致がのぞき、作家の新たなベクトルが垣間見える個展となった。
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齋藤周 個展「四方を見遣る」
2017
会場:北海道文化財団アートスペース
会期:2017年8月7日〜10月31日
北海道文化財団から展示の依頼を受け、2000年〜2017年に制作された作品をセレクトし、時系列に作風を垣間見られるよう構成した展示となった。自分にとっても自身の作家活動のおおまかな流れを客観的に観ることができ、なぜ制作してきたかを振り返るきっかけとなった。
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齋藤周展「合図」
2016
会場: クラークギャラリー+SHIFT/札幌
会期: 2016 年11月4日~ 30日
頭で考えずに、感覚や直感をひとつの「合図」として行動する。そこから自然な流れが生まれていくことを、最近実感しています。そんな「合図」を素直に色と形へと落とし込み、イメージとモチーフ、具象と抽象の入り交じった風景を視覚化することを試みました。
SHIFTでの展覧会ページ http://www.shift.jp.org/ja/blog/2016/10/shu-saito-aizu/
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齋藤周展「かたちの心地」
2015
個展「かたちの心地」
会場: クラークギャラリー+SHIFT / 札幌
会期: 2015年11月1日~29日
個展 「かたちの心地」について
忘れてしまっていること
いつのまにかなくしてしまったこと意識的に消し去ったこと
人が本来持っている力のこと私たちの生活の中で意識して見ようとしない限り、見えてこないこと
例えば自分の好きな鍋、いつも通っているコンビニのドア、職場の建物のかたち。
築60年近くになる自分の借家のかたち。なんでこのかたちなんだろう。余計な出っ張りやはみ出しがあり、変なところに物置があります。昔から使っているモノも今はあまり見ないかたち。昔につくられたこのかたちは、今、新しいものの中にはあまり見かけないけれど、でも随分と作り込まれている形。時間をかけられていて、携わった人の想いや、なにより人の体温を感じます。有機的なかたちです。
しかし日々の生活の中で、こんな風に形や色から広げていくことは多くはなく、そこまで深く考えてられていない自分がいます。
一手間かけることはちょっと面倒だったり、ちょっとの努力や必要なだけ時間がかかることですが、でも心は潤う。割と嫌いではないのです。生きることに忙しい今の私たちは、ものごとに手順があれば、むしろ端折ってしまっている。しばらくお昼ごはんをじっくり噛み締めて味わって食べていないように。
最近は、利便性や経済性の方が生活をより豊かにすることとされ、ひと手間かけることは、身近なものというよりむしろ贅沢の部類に寄り添ってしまっている気がします。でも本来それは雑誌で特別に紹介されるものではなく、もともとは私たちの日々の生活にあたりまえにあったことのはず。時間は短縮され、手間のかかる(時間がかかる)ことはどうも良いことではないようです。そのために生活の中に当たり前にあった一見イビツで余計なかたちの一部は無駄であったり、経済的ではないとされ消え去りはじめています。世の中の凸凹をないものにして平面的な処理で体裁は保たれてるけど、そこに中身はあるのでしょうか。世の中のさまざまな多様性は平らになって、そして私たちの心も世の中のさまざまなかたちと同じように平面的になってきているのではないでしょうか。
人が平らになるということは、いちいち考えるということを放棄した姿にも似ています。最初からあきらめ、みんなと同じコトが正しいと感じ、新しい視点を見いだそうとせず、誰かと同じ価値観で安心している今の私たち。イビツで面倒で時間がかかることに積極的にかかわることから、現代的な時間軸が失わせようとしている根源的な何かを取り戻す事ができる気がするのです。
SHIFTの展覧会ページ
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齋藤周展「日々の形状」
2014
会場: TEMPORARY SPACE(札幌)
会期: 2014年8月1日~8月10日
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齋藤洪人 × 齋藤周 親子展
2012
会場: 札幌時計台ギャラリー A室B室 / 札幌
会期: 2012年11月12日~11月17日
初めての父との展覧会を開きました。10年前は一緒にやることに耳を傾けなかった父ですが、ようやく実現することができました。父のダイナミックで強い風景画にどのように相対するかを楽しみながら制作しました。期間が一週間という短い日程で在ったことが悔やまれますが、お互いの今後に生きる良い時間となりました。
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untitiled 2012 / 意識の形 Plus1 meets Daegu
2012
会場: Artspace PURL / 韓国大邸市
会期: 2012年4月1日~2012年4月29日
札幌のグループplus1での2回目の海外展に参加しました。今回はメンバーの川上りえさん中心に進めてくださった展覧会でした。韓国のソウルにも足を運び、多くのギャラリーを見ることもできました。展覧会は大邱にあるギャラリーでしたが、いつものことながら、少し個室のような空間インスタレーションとなりました。
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齋藤周個展「the round dance of light」
2012
会場: cholon / 札幌
会期: 2012年3月9日~2012年3月21日
撮影 前澤良彰
ずっと前から展示をしてみたい空間だったcholonさんの1、2階両方を使った初めての展示でした。春のイメージを前面に出し、リネンに自分のデザインした色と形をシルクスクリーンを使ってプリントしたワンピースも販売しました。cholonのスタッフの皆様、そしてシルクスクリーンの制作では、道都大学中島先生の研究室の皆様に大変お世話になりました。
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内にある遥か
2012
会場: neutron tokyo
会期: 2012年3月1日~2012年3月13日
東京neutron tokyoでの3回目の個展。人物を配し、淡々と繰り返される人の日常の小さな気づきを私なりに拾い上げ、色と形で再構成した作品が中心でした。残念ながらこのギャラリーは今なくなってしまいましたが、今後に繋がる良い勉強になりました。良いものをつくることの難しさを感じるとともに、自分の中にもっとこだわりを持って作品づくりに取り組みたい気持ちになりました。
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昨日の眺め / 札幌美術展 Living Art -日常-
2011
札幌美術展 Living Art -日常- やさしさは いつもそばに。
会場:札幌芸術の森美術館 / 札幌 http://www.artpark.or.jp
会期:2011年11月29日~2012年3月7日
2011年の個展『これから下りてゆこう』から継続的に描き続けている、時代の大きな流れをテーマに描写した作品を中心に展示しました。「Living」の意味の解釈は、生活はもとより私たちの生きる環境、そしてそれを取り巻く周りの事象とし、久しぶりに人物を配した作品も制作しました。中央の大きな作品は2012年度の札幌市民芸術祭の小冊子の表紙に採用していただきました。
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齋藤周 展「これから下りていこう」
2011
会場: TEMPORARY SPACE(札幌)
会期: 2011年6月11日(土) ~ 6月26日(日)
久しぶりの札幌での個展。S100号の大作などいつもより大きめの作品を含めた20数点で構成しました。「下りてゆく」という俯瞰する風景の中に、さまざまな人の意識が混ざり合いながら新しい方向性をすこしでも感じて前に進んでいきたいと思います。
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下りてゆくひと / かなた art circulation vol.2
2011
会場: 市立小樽美術館 / 小樽
会期: 2011年5月31日(火) ~ 6月5日(日)
出品作家: 小川豊・坂東宏哉・三宅悟・上嶋秀俊・佐渡 富士夫・神田泰行・松田研・村山 之都・国松明日香・高橋一文・ナカマルダイスケ・浅賀 正生・谷口 明志・齋藤周・Kit_A・山本まり子・ダム・ダン・ライ・森万喜子・高野理栄子
90cm×90cmのパネル2枚で構成した作品を出品しました。「下りる」をテーマに今までよりも色と画面の空間を意識した構成になりました。
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Untitled / PISTOL3
2011
PISTOL3
会場: ROOM11 art space(札幌)
会期: 2011年2月26日(土) ~ 3月13日(日)
武田浩志、齋藤周による2人展”pistol”。その3回目の展示。今回の会場はROOM11という札幌ファクトリーより5分ほど歩いたところにあるギャラリーで、自然光がよく入り、昼と夜の趣きが違う空間になりました。「pistol」は2006年にスタート、2007年に時計台ギャラリーで開催。3回目のテーマは「LIFE」。新しい試みも含め、これからの制作につながっていくよい経験ができた展覧会でした。
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Untitled / PLUS1「this place」
2010
PLUS1 「this place 」
会場: 本郷新記念札幌彫刻美術館本館(札幌)
会期: 2010年9月11日(土) ~ 9月26日(日)
出品作家: 大島潤也、川上りえ、齋藤 周、澁谷俊彦、James Jack、千代 明、坂東宏哉、谷口明志、ダム・ダン・ライ、藤本和彦
企画協力: 柴橋伴夫(美術評論家)
「時間のかたち」をイメージすることから、時間と人との関係を色彩を使って表現している作品になっており、一枚の支持体の中の人物も時間の一部でしかなく、過ぎてゆく流れの中に佇んでいるものとしてあります。今回は制約された展示空間の中に、共有できる時間のかたちを、人のモチーフとイメージを膨らませる雑多なものたちを使って空間を作りました。
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